現在午後の9時。
場所は新宿歌舞伎町。
今、女子3人と男2人で飲んでいて、男子が足りないから皇子おいでよ!
と友人に言われ、彼が経営するバーにのこのこ赴いてみた。
場所は風鈴会館から少し歩いたホストクラブやキャバクラがひしめいているエリアにある雑居ビル。
その8Fにそのバーはあった。
バーにしては少し広めでソファー席などもある作り。
カラオケのできる設備もあるので夜のお仕事の方もかなり利用する店。
そのソファー席に彼らはいた。
みんな多少アルコールが入っているのか大いに盛り上がっていて騒がしい。
仕事終わりで一滴もまだ飲んでいない皇子が彼らのいる席に着座した途端強めのお酒が用意される。
今日もまた戦いか。
皇子は腹をくくり、目の前の小さなグラスになみなみと注がれた黄金色の液体を飲み干した。
皇子の隣に座っている女子、ケイコ。
それ以外のメンツはもうそれぞれでカップルが出来上がっている。
ケイコはそのグループに後から合流したとのことでまだ酔いのボルテージは2割程度。
ケイコ、皇子との隙間を詰めてくる。
カッコイイ人来るって行ってたけどほんとだ♡よかった〜!
さては男たちが吹き込んだな。
余計なことを。
だがケイコ、ブス専とみえ、皇子にとっては好都合。
今日の前に飲み会行ってたんだけど、そこにいた男子全部足しても皇子勝てる!
どうやらケイコは昆虫の類と飲み会をやっていたらしい。
その後もケイコは皇子を褒めちぎってくれる。
こうなると皇子も至極攻めやすい。
1時間位で皇子もケイコも出来上がり、ときは今ということで皇子、ケイコにこの後二人で飲み直さないと打診。
ケイコ、まんざらでもない様子。
このように毎回スムーズにいくなら皇子も闇に堕ちずに済んだのに。
バーを出てからやおら手をつないで1Fまで降り、目の前の通りを流すタクシーをおもむろに止め、先に乗り込む。
ケイコ、一瞬ビックリした表情を浮かべるが素直に乗り込んでくる。
皇子、今宵の勝利を確信して運転手に行き先を告げる。
そして着。すんなり家にもIN。
かくして先程ケイコは終電で帰っていった。
皇子とはそういうことする気持ちにはなれないんだよね〜との言葉を残して。
総評
さては全てが仕組まれた壮大な罰ゲームだな。
エロス ★★★★★
難易度 ★☆☆☆☆
なごみ度 ★★★☆☆
モテ度 ☆☆☆☆☆