今日は不思議な夜だった。
半年ほどメールのやり取りのみで温めていた札幌在住の女子アカネ。
出会いは友人の誕生会。
そこにいたアカネ。
年の頃なら20代前半。
色白で巻髪の似合う素敵な女子だ。
その日は、たまたま東京に遊びに来ていて
女友達に誘われて参加したとのこと。
皇子もさすがにアポのために札幌に赴くわけにも行かず、彼女がまた東京にくる日までメールで温めておくことにした。
やり取りの頻度は週に1度ほどと消して多くはないが、一度のやり取りでまあまあのラリーが続く。
とりとめのないメールを送っていたが、感触は決して悪くない。
やがて彼女が東京に来る日がやってきた。
「来週、東京に行くね!」
「皇子ともようやく会えるね!」
そして、今日がその日。
いままで行ったこと無いから行ってみたい!とのアカネのリクエストもあり、銀座のコリドー街にある多国籍料理屋を選択し、そこで落ち合うことに。
向こうは友達と上京してきているということで
皇子も選抜メンバーを繰り出す。
12神の一人、半開きのトニー。
屈託のない笑顔と、高田純次級の適当な受け答えが、若手の女子に非常に受けのいい30代前半のナイスガイ。
だが、万全の布陣で臨んだにもかかわらず店で合流してからのアカネの様子がおかしい。
最初からかなりテンションが低い。
彼女の友達のほうが、気を使ってまだ盛り上がってくれる。
実は思っていた人と違った、なのか。
だがアカネと皇子は別に出会い系で今回初見で会ったわけでもない。
出会いの日には対面もしており
皇子の写真もやり取りの最中、送っているのでそこまで現物と落差があるとも思えない。
皇子は盛り上げる。
トニーの動きもまったく悪くはない。
でも一向に、盛り上がらない。
最初は全力でトークを進めていたトニーも、酒のせいもあるだろうが、寄る年波にも勝てずだんだんと疲れてきた。
いつもよりまなこが半開きでいまにも眠りに落ちそうだ。
なにやらすべてが無駄な気がしてきた。
これ以上戦っても意味はなしと皇子とトニーが判断するまでそう時間はかからなかった。
アカネも
「あたしたちこの後別の飲みにも誘われてて」
とか言い出す。
ゲームセット。
よきところでリリースをした。
皇子あるある。
皇子はなにか女子が寄り付かない、生理的に嫌悪感を催すオーラでも出しているとしか考えられないときが割とある。
トニーもそうはいっても歴戦のツワモノ。
女子の扱いは心得ている。
飲み会でそのまま女子を連れて帰った回数も数しれず。
そんな彼が攻めてもムリだった言うことは
今回の敗因は、皇子にあるということになろう。
すまぬ、トニー。
総評
ぜったいかっこよくなってやるんだから!
エロス ★★★★★
難易度 ★★★★★
なごみ度 ☆☆☆☆☆
モテ度 ☆☆☆☆☆