カラ回り 第228夜

皇子、イケるときに限ってイケない時、多い。 

女子と二人での飲み。
女子の都合で試合開始時間は23時。

夜も更けているからか1件目から二人いい雰囲気に。 
対局まで展開できるかどうかは大きく分けて2パターン。

・早い時間に出会って対局し終電までに帰す
・逆に遅い時間で終電をなくして自宅等にいざなう

だから午後9時や午後10時開始のアポが一番危険。
軽く飲んだら、終電近くなってしまい、女子も最初から軽いと思われたくないとの理性が働きやっぱり今日は帰るねと、絶望の一差しを繰り出してくる。 

まさに逢魔が時。 
さて、今回は必勝パターンの23時スタート。
いつもどおり、楽しくお酒をいただき、会話もそれなりに盛り上がる。 

共通の会話もあり、女子からの親近感も上々。 
そこで午前1時。  

時は今 対局と知る 渋谷かな 

そう、ここは渋谷。しかも平日。 
皇子、近場のホテルへの移動を打診。

なんの抵抗もなく、OK。 

そして道行くひともまばらになった道玄坂を二人、寄り添い歩く。
坂を上がり切る頃には、女子も覚悟を決めたのか、繋いだ手にわずかに力が入る。 

1軒め。満室。 

2軒め。満室。 

むう。やむなくシティホテルの予約サイトを開く。
東京近郊全て満室。 
二人が歩いた距離、プライスレス。 

そんな無情な時間がしばし流れたあと。 

「皇子、諦めよっか」
刹那、女子から試合終了のホイッスルが。 

普段はホテルがオール満室にはなりようがない平日だったのだが、皇子の幸せを見たくない八百万の神の仕業であろう。 と思いたひ。  

結論
試合は戦う前に勝つこと。それから皇子は、しっかりそのへん固めてから試合に望むようになったとさ。

本日の対局
結果     カラ回り
エロス    ★★★★★
難易度    ★☆☆☆☆
なごみ度   ★★★☆☆
モテ度    ★★★★★