しっかりと外堀を埋めながら
ここぞというときに単騎駆けも辞さぬ盤石の構え。
今回の勝因はかの徳川家康とナポレオン戦略の
ハイブリッドモデルであったようだ。
しっかり映画の会話で安心感を与えその後の
ライトなエロ話で淫靡な雰囲気を作り徐々に外堀を埋め(ここ家康)、
ミナミのサインを見逃さず、そこは戦略にとらわれない単騎駆け(ここナポレオン)。
今日、ホテルに泊まってるんだけど(嘘。これから予約する)コーヒーでも飲みにおいで
皇子のそんな誘いにミナミは笑顔でうなずく。
店の前の大通りで迅速にタクシーを止め、近くの宿泊所へ。
ミナミはタクシーの中でも王子に微笑みを返す。
そして、決戦の場に到着。
部屋に行くまではあくまで軽妙なトーク。
そして部屋についたら軽い抱擁。
そしてまた体を離し一定の距離を保ってコーヒーで乾杯。
ベットに座ってコーヒーを飲む王子はこっちにくれば?と促す。ミナミは無言で隣に座る。
その後はコーヒーを取り上げ、ゆっくりと押し倒す。
タイムリミットはミナミの終電まで2時間。
「私今日ほんとに12時までに帰らないと・・」
普段なら
お前あれか、シンデレラか
と思うようなミナミの言葉も今となっては愛おしい。
そして二人はほどなくして一つになる。
すべてが終わってから皇子聞いてみた。
今日会ってから、こうなるかなって思ってた?
ミナミはベッドでシーツにくるまり顔だけ出して答える。
「え、うーん。ちょっとだけね笑」
ちなみに会ってどれくらいでそう思った?
会って5分で抱かれたいとおもっちゃった・・
ありがとう。いい言葉です。
その発言がほんとかどうかということはどうでもいい。
むしろ97.5%嘘だ。だが、この会話を結果として引き出したことが重要である。
もしここで、対局をする動きをしてカラ回っていれば
「遊び人で悪いひと」
でも、対局まで行ったら
「楽しいしいいひと」
会った時は対局するつもりはなかったとしても終わった後は「最初から抱かれたかった」と言う。
気分で抱かれたんではなく興味があったから抱かれたの、だからあたしは決して軽くはない。
そんなミナミのプライドを垣間見た気がした。
ミナミはこのあとシャワーを浴び、有言実行、終電でしっかり帰っていった。
「今日はほんとに楽しかったよ!」という言葉を残して。
ミナミの潤いにまみれたベッドは今日に限っては愛おしく思えた。
だが、ここで気を抜いてはいけない。まだまだ世界は広い。
皇子の知らない強敵がまだまだ待っている。
皇子は再度兜の尾を心で締め直して静かに眠りについた。
心地よい疲労感の残る体を少しひんやりするシーツに包まれながら。
総評
ミリ単位の動きで今回は幸運にも対局と相成ったが、まだまだ粗が目立つ。慢心は死。
本日の対局:
結果 対局
エロス ★★★★★
難易度 ★★☆☆☆
なごみ度 ★★★★☆
モテ度 ★★★☆☆(対局の後日の反応はイマイチ・・)