カラ回り 第33夜

ジングルベル、ジングルベル、カラ回り〜

まもなくクリスマスだ。
街はイルミネーションに飾られ、
皇子といえども胸騒ぎは抑えられない。

だがカラ回る。
クリスマスだからといって神は容赦をしないのだ。

皇子、いま仕事の出張で、地方都市へと遠征している。

そんな皇子には今までずっと、温めてきた案件があった。

出会ってから早半年。

その女子リョウコとは
東京の飲み会で出会ったのだが
その日は最終電車で地元の名古屋に帰るということで
メールアドレスだけ交換して後日につなぐことにした。

そしてその後、週に数度はメールをし関係をつないできた。

その動きが功を奏してか、
向こうからも
「また会いたいね!」
というメールが来るようになりはじめた先月半ば。

リョウコからついにお誘いのメールが。

「今日東京に来てるんだけど、よかったらご飯食べにいこ♪」

リョウコ、東京にいるのか。いいね!

と思った矢先、気づいた。
その時も皇子、出張中。

ついでにいうと名古屋への出張。

なんというすれ違い。
運命の神はイタズラがすぎる。

皇子、その日は泣く泣く彼女の誘いを断った。

そして、今回、満を持して
また名古屋出張となった。

同じ過ちは繰り返さぬ。
皇子は事前にリョウコに連絡を入れる。

来週、そっちに行くことになった!ご飯行こうよ

するとリョウコ

「え、その日わたしまた東京なんだけど。。」
「私達、なかなか会えないね。縁がないのかな」

経験上、このような対応になっている案件で、
そのあとうまく会えたことは皆無だ。

と悲嘆に暮れていたが、
運命の神は皇子を見捨てていなかった。

急に名古屋出張がリスケになったのだ。

急ぎリョウコに連絡を入れる。

なんか名古屋出張なくなったから東京で会えるよ

するとリョウコ

「え、あたしも東京出張なくなった。。」

リョウコと皇子の関係は、引いては返す波のよう。
追えば逃げて、逃げれば追われる。

これが運命というものか。

総評
次回は名古屋から東京までの大返しを敢行し、運命の神の度肝を抜く予定だ。

本日の対局:
結果 カラ回り
エロス  ★★★★★
難易度  ★★☆☆☆
なごみ度 ★★★★☆
モテ度  ☆☆☆☆☆