カラ回り 第65夜

皇子、またしても友人のバースデーパーティーに繰り出した。

凝りもせずと言うなかれ。

打席に立たねば、三振すら出来ない。

そして、
三振をしなくていいよう皇子は日々の素振りも忘れない。

だから、どんなにカラ回ろうと、皇子は誘いは断らない。
仕事が忙しくて、女子との接点を持つ時間がないなら、睡眠時間を減らせばいい。

常にそう思って生きてきた。

というわけで皇子、
とりあえずVIPシートを予約し、友達を集め、誕生日の彼のためにシャンパンを開けた。

すると女子が群がってくる。
シャンパンの開栓音は、女子への集魚灯のようなものだ。

こういう場では
とりあえず最初にシャンパンを連発して、
周囲に差をつけ、さっさと女子たちにとってヒエラルキー上位の男の位置を手に入れる。
さすればその後の和みもかなりやりやすくなるし、アポもすんなり入る。

これは皇子12神の一人、素人ながら個人対局数5000人超えの猛者、流し目のドラゴンから教わった戦術だ。

予定通り、皇子の席はシャンパンを求めて女子たちでごった返した。
皇子がなにを言ってもその女子たちは最上級の反応で返してくる。

現金なものだ。


その群がる中で一番年上、
というよりは相当上の齢の女子に皇子、気にいられてしまった。

他の年若い女子たちはその妙齢女子に気を使って、皇子のもとには寄ってこない。

そして、皇子、妙齢女子と会が終わるまでずっと一緒にいる羽目に。

そして彼女、最後は
「子どももいるから帰んなきゃ!」
といって席を立つ。

これは、広義でのトラップか。

総評
その妙齢の女子も結局、あまり連絡着かず終了と相成りました。

本日の対局:
結果 カラ回り
エロ度  ★★★★★
難易度  ★★☆☆☆
なごみ度 ★★★★☆
モテ度  ★★★☆☆