人を褒めるってほんとに難しい。
そもそも褒めるの苦手な人って
特に日本人男子に多いし、
褒め方も、何のために褒めてるのかによって伝わり方が全く違う。
それに誰が褒めているかで相手の反応も相当変わる。
加えて
男子と女子では褒められて嬉しいポイントも違う。
などなど
普段慣れていない者が一朝一夕に身に着けられるようなものでは到底ないのだ。
今は昔、皇子が学生時代のこと。
とある女子と結構話し込んだことがある。
彼女は皇子が遊びに行った学園祭で知り合ったマイコ。
明治大学の2年生だった。
どういう男がモテるんだろうねって会話の中で彼女言い出した。
「そういえばわたしの語学のクラスに見た目ぜんぜんかっこよくないのに女子にすごくモテる人いる」
皇子の耳は当時から「モテ」という2文字には、2キロ先でも聞き逃さないほど敏感だ。
見た目がアレなのに、モテている、、だと、、?
その彼のなにがいったい女子を惹きつけるのか、分かる範囲でぜひ皇子に教えてほしい、と打診した。
マイコ曰く、
その男子はめちゃくちゃ女子を褒めるのがうまいそうだ。
それもただ表面的に褒めるのではない。
「今日もかわいいね、とか髪の色おしゃれだよね、とか言って褒めるってこと?」
そんな皇子の言葉にマイコは
「あー、なんかそういうんじゃないんだよね。そんな誰でも思いつきそうなことじゃなく」
誰でも思いつきそうなことですみませんでしたね!
ふてくされる皇子をスルーし、マイコは続ける。
「なんか違うんだよね。女子が気づいてないとこ褒めてる気がする」
「え、気づいてないこと?」
「気づいてないけど、気付かされて嬉しいみたいな」
「たとえばどんなのよ?」
「そだね〜」
とマイコは続ける。
「学食で一緒にご飯食べてて彼が水こぼしたので、ナプキンでテーブル拭いてあげたときなんだけど」
「マイコって普段はすごい今どきの女子なのに、こういう家庭的な面も持ってるってほんと素敵だよね、ギャップある女子って超いいよね、とか」
「あとは、髪巻いて学校行ったときに真っ先に気づいて、え、それめっちゃいいじゃん。なんかマイコって自分のかわいい度の上げ方知っててすごいよな、とか」
「あとは、そのアクセサリー前から気になってたけどめちゃマイコの雰囲気に合うよな。俺そういうセンスないから、センスあるが人めちゃ羨ましいんだよね、とかかな」
マイコ、言われたことめちゃ覚えてんな。
それだけ印象的だったってことか。
「とにかく何の意識もせずにさらっと、表面で気づく部分以外褒めてくる気がする」
なるほど。
表面でなく中身。
他の人が褒めて来ないポイントで
でも言われた本人が、言われて嬉しいことを言えているということか。
でもこのように女子を褒める行為って
もともとできる人とできない人というのが明確に存在する。
できる人って
意識的に学んだわけでもないのに、
中学生や高校生の時から自然とできてる。
だから瞬発的に褒め言葉が出る。
言葉がもう大脳皮質など通らずに脳幹から出ている感じ。
皇子12神たちの多くもコレができる男たちだ。
なごみのルパン、囲いのデューク、半開きのトニーなどはまさしく「褒め」の名手だ。
あとコレができる人は
兄妹に、女子がいることが多い。
先程の明治大学の彼も、聞くところによると姉が二人いるらしい。
普段から女子と接することで女子の心が動くポイントというのを知らず知らず理解するのだろう。
こうなると先天的もしくは幼少期からの環境的にこのスキルを持っていない皇子を含めた凡人たちとしては太刀打ちができない。
皇子が女子を褒めるときとか
慣れないうちの英会話みたいなもんだからな。
まず
「あ、褒めなきゃ!」と思い、
「どこ褒めよ」と女子をジロジロ見ながら探して
「とりあえずネイル褒めとくか」となり
「なにが刺さりやすいのかな〜」と考え
「じゃこれで行くか」と決めてようやく繰り出す。
だから言語変換にどうしても時間がかかる。
実際、発声するまで2秒くらい。
だが、でも彼らは褒めるまでのスピードはおそらく0.05秒位か。
そりゃ刺さりやすいわな。
でもまあ
できないからと言って
頑張らないよりは頑張ったほうがいい。
事実として
女子に刺さる褒め方をしている男子は間違いなくモテる。
スタートラインが違うと文句を言ってもしょうがない。
求めるゴールに明確に近づくのならば、ただ遠くから羨望の眼差しで見ているのではなく、努力して勝ち取るしかない。
モテ道はまだ始まったばかりだ。
(皇子、数十年ずっと始まったばかりだよね)
総評
「天才とは努力する凡才のことである」-アルバート・アインシュタイン-
この言葉を皇子に捧げよう。
エロス ★★★★★
難易度 ★★★★☆
なごみ度 ★★★★☆
モテ度 ★★☆☆☆