カラ回り 第113夜

二人目は、マキ。

出会いはとある大学の学園祭であった。
普段アルバイトでレースクイーンをやっていた彼女は学園祭に来ている女子たちの中でも群を抜いて、輝いていた。

マキの電話番号を聞くためにナンパ師たちが列をなしている。
まさに順番待ちだ。

そして、皇子の番。
皇子は普段使わない脳の領域までをも開放してのトークを繰り出す。

ほどなくして「皇子ってほんとうに面白いね!」という評価を得て、仲良くなることに成功。

そして、数度のデートを重ね、
その年のクリスマスに告白をし、
付き合うことに。

最初の1ヶ月は幸せだった。
一緒に時を過ごすだけで満足だった。

だが突然別れは訪れた。
マキがいきなりバックレたのだ。

連絡がつかない日々が続く。
皇子は本気で心配をした。

今となっては女子と連絡がつかない時
それが何かの事故に巻き込まれて連絡が出来ないという事態など
皆無ということに気づいている。

単にその男に飽きただけだということに。

でも皇子は1ヶ月連絡を撮り続けた。
そして、1ヶ月後、先方から1通のメールが。

「ごめん、もうあたしたち無理だと思う」

なるほど。
そしてようやく目が覚めたと同時に女子に対する方針が少し決まった。

あれ以来、皇子は女子に「告白」と言うものをしたことがない。

自身の目的を叶える上で告白というものは意味がないということにようやく気づいたのだった。

総評
おかげであまり傷つかなくなった。

本日の対局
結果     カラ回り
エロス    ★☆☆☆☆
難易度    ★☆☆☆☆
なごみ度   ★★★☆☆
モテ度    ★★☆☆☆