カラ回り 第213夜

以前皇子が対局した女子の友達と会食をした。 

この子はユキというのだが、皇子が友達のリサと対局していることを知っているのに、なぜか懐いてくれる。 
「皇子、なにしてるの〜」
と時々LINEを寄越してくる。

対局は空気感染する。
対局できた女子の友達グループは、連続で行けたりすることが多い。 

ユキと皇子、ふたりで美味しいごはんに舌鼓を打ちながら、トークを展開。
それとなく、ご飯後の動きのことを打診。

え〜。皇子は、リサちゃんのモノだからね〜」

なんだ、「モノ」って。
皇子は誰かに所有されたことが有史以来ない。 

「わたし、女友達といい感じになってる人は、あとあと気まずくなるのが嫌だから関係持たないんだよね」 

むむ。残念ではあるが、その意志やよし。 
きっちりと自分の考えを持った、素晴らしい女子だ。
ふと思いついて、聞いてみた。 

「タケシはどう?」 
タケシとは、皇子の友人で、同じくそのグループの別の女子と関係を持っている爽やかな偉丈夫だ。 

「タケシくん、いいよね〜」
「もしタケシからホテルに誘われたらどう?」
「うーん」
「ついていっちゃうかも❤」

そう言ってユキは頬を赤らめた。  

どういうことやねん! 
これぞ、世にいう前提条件崩壊の瞬間である。 

というより、皇子に言ったのは方便。
「皇子は興味ないから対局しないだけ!」が真実だったりする。 

男心と梅雨の空。 

総評
もちろんそのあと、流れ解散。 

本日の対局
結果     カラ回り
エロス    ★★★★★
難易度    ★★★☆☆
なごみ度   ★★★☆☆
モテ度    ★★★☆☆